SEO対策を詳しく解説するいろんなサイトやいろんな書籍などで今や、素人でも少し勉強すればSEO対策を気軽に施す事が出来るようになりました。しかし、そのSEO対策は本当に効果的なSEO対策でしょうか。
数限り無いと言っても過言ではないほどあるSEO対策のサイトを見てると、当然皆目的は検索エンジンの検索順位を上げる目的で共通していますが、その中身はWeb標準に準拠したSEO対策とその場しのぎの一時的なSEO対策に分けられます。
Web標準に準拠したソースの記述でのSEO対策は長期的に検索順位に反映され、色んな角度から(ブラウザによる表示のされ方、ユーザアクセシビリティなど)良い影響がありますが、それ以外のSEO対策は半年後、一年後と進むにつれほぼ間違いなく順位が下がって行きます。
なぜ順位が下がって行くかというと、検索エンジンはおおかたWeb標準に準拠したSEO対策を強く反映させるようこれまでもこれからも検索エンジンの仕組みそのものが改良されて行くからです。さらに今後新しく開発されるウェブ関連の物もウェブ標準を強く意識した物も出てきます。ウェブ標準とは単なる一つの考え方や思想やムーブメントでは無く、世界中のウェブに関する団体が議論して創っていくウェブ全体の方向性を統一させた物なのです。
つまりSEO対策の落し穴とはWeb標準に準拠しないSEO対策を施したサイトが将来的に(あるいはすぐに)検索順位を大幅に落してしまい、最悪の場合検索エンジンへの登録から削除されてしまうということなのです。そうなりますと順位どころか、もうどんな限定したキーワードで検索しても出てきません。
もちろんちょっとやそっとじゃそんな事にはなりません。しかし正しいSEO対策をしないと、やればやるほどその様な結果に近付くという事がいえます。
ですからSEO対策をガッツリやるなら必ずきちんとした知識を身に着けなければ、目的とは全く逆の最悪の結果になってしまう事になる事もあるのです。
ではSEO対策を施す前に何をすればいいのか。
まずWeb標準の観点からSEOの事を考えてみましょう。