SEO対策を施し、検索順位が上がるとおおかた一時的にはアクセス数が増えるでしょう。しかしいくらアクセス数が増えても肝心のサイトの中身が粗末だったら逆に悪い結果になるでしょう。
見た目の良いサイト=良いデザインではありません。デザインとは単にレイアウトやイラストの出来では全く無く、特にウェブサイトの場合のウェブデザインはサイト目的に沿った機能性、全体の構造、レイアウト、コンテンツ、ユーザアクセシビリティなど色々な要素があります。
むしろレイアウトなどよりも他の方に比重をおく場合の方が多いと思います。ウェブデザインはとても奥が深く、「綺麗なサイトで良い商品なら簡単に売れる」というわけにはいかないのです。
ウェブサイトのほとんどは訪問者に何かを伝えるためのサイトです。ネットショップでも企業サイトでもお店紹介でも趣味のサイトでも伝えたいメッセージがあり、それがサイトの目的だと思います。ですから最初にきちんとサイトの目的を明確にし、そこから構造などを作っていく事がとても大切です。サイトを作るときに同時にSEOを施していくのです。
いくらSEO対策が成功しアクセス数が増えてもそれでサイトの目的は果たされたわけではありません。上の例は氷山の一角に過ぎずまだまだたくさんあります。いくつか次のページでは悪例を挙げてみました。